2015年03月14日

2月 山形蔵王樹氷ツアー

闇夜に浮かぶ大自然の幻想美。
蔵王樹氷回廊ツアー。

2015年2月某日

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04蔵王ナイトツアー04s.jpg06蔵王ナイトツアー06s.jpg07蔵王ナイトツアー07s.jpg08蔵王ナイトツアー08s.jpg10蔵王ナイトツアー11s.jpg11蔵王ナイトツアー14s.jpg

 ロープウェイ設備が充実している「山形蔵王温泉スキー場」の樹氷鑑賞は昼と夜、さらに地上または天空からと、時間や視点を変え立体的に楽しめることでも人気がある。ここ数年、当たり年が続いている蔵王の樹氷。ツアーも終盤の2月。順調に育てばその大きさがピークになる季節と知り、未だ知らないその勇姿に逢いに行くことにした。
 目的の雪上車でのナイトツアーは要予約(蔵王ロープウェイ tel.023-694-9518 ※2015年は終了)。始発便を利用すれば、かみのやま温泉に19時には到着できる。今回は葉山舘に連れとのんびり2泊し、昼と夜の双方を欲張りに楽しむ算段だ。
 まずは「蔵王ロープウェイ」の蔵王山麓駅で雪上車ツアーのチケットを購入(おとな3,800円 ※往復運賃)。例年、樹氷のライトアップは12月後半から3月上旬まで開催されている(おとな2,600円 ※往復運賃)。そのうち「樹氷幻想回廊」と名付けられた雪上車ツアーは2月末までの実施だ。
 夕暮れの気配が漂い始める17時。標高855mの蔵王山麓駅から横倉ゲレンデを傍らに眺めるロープウェイに乗り込み、ブナや岳樺の霧氷を眼下に望みながら一路1,331mの樹氷高原駅へ。ここからは、ナイトクルーザー号こと雪上車に乗り換え、陸路でさらに上の樹氷原を目指す。頑強なキャタピラのついた雪上車は、排気量12,800ccのタフなドイツ製。同乗ガイドによれば、もともと圧雪車だったものをツアー用に改造したのものだという。定員36名の乗車キャビンは暖房完備で、2m以上もある車高からの眺めは爽快だ。
 若者で満員の賑やかな車内に揺られること約15分。鑑賞ポイントへ到着。吹雪めいた天候の中、真白な雪原にやっと慣れてきた私たちの目に飛び込んできたのは、巨大にして愉快な“おばけ”の大群!高さ5m程は軽くある。夕暮れの青い闇の中、カラフルなカクテル光線の舞台にエンターティナーのように浮かび上がる、奇妙で神秘的なその姿に、参加者全員が大興奮(笑)。聞けば樹氷の元となるアオモリトドマツに、奇跡的な自然条件が幾つも重なって生まれる樹氷は、一時の雨であっという間に溶けてしまう非常にデリケートな造形物だという。この大きさに成長したものを間近で鑑賞できるのは、まさに幸運そのもの。晴れていれば、眼下に上山市街の夜景も見えるらしい。スタート地点の山麓駅から往復60分程度で楽しめる雪上車ツアーは、手軽で気軽な必見観光だ。
 樹氷駅への帰路、車窓に背の低いコブのような樹氷群を発見。ガイドに訊ねると五葉松だという。アオモリトドマツと異なり枝がしなりにくい五葉松は、積雪の重みに耐えぽってりと丸い形になるらしい。その愛嬌ある姿はモンスターと呼ぶにはあまりに可愛らしかった。

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18葉山舘夕食s.jpg19葉山舘夕食s.jpg20葉山舘夕食s.jpg

五感を愉しむ旅の定宿で
美味饗宴の冬あそび。

 蔵王から葉山舘へは約30分の好アクセス。予定通りの時刻に到着し「樹氷はいかがでしたか?」と、委細承知で迎えてくれたスタッフの方に感想を報告。部屋の風呂で軽く体を温めた後、スタンバイ万全な(笑)腹具合とともに、楽しみの夕食へと向かう。
 テーブルに添えられた品書きに早速、目を落とせば、A5ランクの山形牛に、伝統野菜の置賜雪菜を使った米沢藩の陣中料理「冷や汁」、ぶどう海老や寒鱈白子、ふぐ、ズワイガニなど、これぞ冬の日本海!と小躍りしたくなる酒党垂涎の名が連なっている。
 今夜も2つずつ用意された肉、魚、御飯の料理から、それぞれ夫婦で違うものをセレクト。食前酒には山形産の梅とライスパワーエキスをブレンドした純米酒ベースの「虎屋之梅酒」をオーダー。一頭からわずか数100gしかとれないという幻の赤身「山形牛ミスジ焼き」のキリっと濃厚な甘みといい、舌の上でとろける「寒鱈白子の揚げ出し」といい、ひと箸ごとに喜々とする美味にすっかり酩酊(笑)。蓋を上げた瞬間、ふわりと鼻孔に届く芳しい湯気。一客の椀の中に広がる見事な絵画。いつもながら、宿のクリエイティブな感性には恐れ入る。

21客室早朝眺望s.jpg22客室雪見風呂s.jpg23葉山舘朝食s.jpg
24葉山舘朝食s.jpg25葉山舘朝食s.jpg28蔵王デイツアー02樹氷橋よりs.jpg

吹雪と寒さと愉快さと。
空中散歩のデイライト鑑賞。

 翌朝、部屋の眺望風呂を堪能しながら空の機嫌をうかがえば、昨日にも増して不安な曇天。ボリュームたっぷりの朝食の豚汁をいただきながら、蔵王の天気を連れと相談すれば「とりあえず行ってみましょう」との楽観レスポンス(笑)。連泊の気軽さで宿に荷物を残し、再び蔵王へと車を走らせる。途中、立ち寄ったビューポイント「樹氷橋」からは、白い靄に佇むガラス細工のような木立が冴え冴えと佇んでいた。
 昨日と同じ蔵王山麓駅にて、今日はデイライトのチケットを購入(大人2,600円)。優雅な空中散歩で昼の樹氷を楽しめるデイライト鑑賞は、ロープウェイで一旦、樹氷高原駅まで登り、そこからさらにゴンドラに乗り換え、標高1,661mの地蔵山頂駅を目指す。山麓駅から約10分おきに便のあるロープウェイは予約も不要。その日の天候でぶらり楽しめるのも、充実のインフラ設備を誇る蔵王観光のありがたさだ。
 今日の山頂は視界が悪い、と聞いてはいたが、乗り込んだゴンドラは上下左右も分からなくなりそうな、不思議な浮遊感のホワイトアウト状態(笑)。時折、強風に吹き飛ぶ靄の隙間から一瞬、眼下が見えるものの、かなり絶望的な先行きだ。

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30蔵王デイツアー06地蔵山頂s.jpg32蔵王デイツアー08地蔵山頂s.jpg35蔵王デイツアー11地蔵山頂ドラエ樹氷s.jpg
36蔵王デイツアー12地蔵山頂坦々麺s.jpg37蔵王デイツアー13地蔵山頂紅花ペペロs.jpg38蔵王デイツアー14レストラン山頂s.jpg

 到着した山頂駅は、想像どおりの吹雪。晴れていれば屋上の展望台から山形市街や上山市街、鳥海山や宮城県側の熊野岳といった大パノラマも楽しめるらしいが、今日はさすがに封鎖されている。仕方なく圧雪された周辺の雪原を安全ロープのあるギリギリまで散策。「開運の鐘」から少し歩いた先には、山名の由来にもなった高さ2mを超える「蔵王地蔵尊」が、すっぽりと首まで雪に埋もれ鎮座していた。ふと気付けば、少々着膨れしたモアイ像を思わせる奇怪な白い樹氷群が、寒さに震え上がる私たちをじっと凝視している(笑)。
 気まぐれな山の天気の回復を願いつつ、そのまま山頂駅のレストランで「坦々麺」と「紅花ペペロンチーノ」で昼食休憩。樹氷原に面し大きく窓がとられたレストランからは、おそらく素晴らしい眺望が広がるのだろう。国際大会も開催される東北屈指のスキー場らしく、室内は数か国語の言語が飛び交い、まさに海外ロッジのようだ。
 落胆ムードでゴンドラで降りる帰り道、少し視界を取り戻してきた景色に目を落とせば、もうだいぶ標高が低いようだ。眼下にはアオモリトドマツの面影を残す、すらりと背の高い樹氷原が顔を見せてくれた。付近は初夏から夏にかけ水芭蕉やキンコウカ、ワタスゲなど高山植物の宝庫だという。地上から楽しむ足元の自然鑑賞も楽しいに違いない。

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40蔵王デイツアー17高原駅界隈s.jpg48蔵王温泉01s.jpg51蔵王温泉08下湯s.jpg52蔵王温泉07下湯s.jpg
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詩情あふれる雪景散策。
蔵王が誇る歴史のいで湯。

 再び降り立った樹氷高原駅は、天上の荒れ模様が嘘のような穏やかさ。スノードームさながらの美しいその世界に思わずゲレンデまで足を伸ばしてみれば、ところどころに高さ5m以上ある樹氷らしき木立も発見。中には雪原に立ち上がった高さ10m程もある巨大な“ ウサギ ”(!)の姿も(笑)。山頂駅から麓のゲレンデまで伸びた全長約9,000mの通称、樹氷原コースは、パウダースノーの雪質の中、樹氷原を見ながら贅沢なロングクルージングが満喫できるコースとしても人気だ。
 その後、スタート地点の山麓駅までさらに下山し、連れのリクエストで急きょ向かった蔵王温泉は、古く“奥羽三高湯”と呼ばれた名湯。開湯1,900年を数える歴史は、今なお、独特の硫黄臭を放ちながら街のあちこちで放流される湯量豊富な温泉の姿にみてとれる。街には昔ながらの3つの共同浴場も点在し、地元はもとより、冷えた体を温めに訪れるスキー客にも広く愛されている。
 そのひとつ、“ どんどんびき ”と呼ばれる、温泉と山水が混ざり合い轟音をたてて流れる川の傍にある「下湯共同浴場」へ。建物の脇には無料の足湯や手湯もある。入口の湯銭箱に入湯料代わりの寄付金(200円〜)を払い、昔懐かしい鄙びた風情の風呂で少し熱めの湯に身をあずければ、冷えた体にじん、と強い湯質が染みわたる。
 付近は狭い路地や石段も見える神社など、しっとりと落着いた雰囲気だ。石畳を駆け抜けてゆく、スキー合宿中らしい子供たちのカラフルなウェアが、単色の湯街にひと足早い春の彩りを添えていた。

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66十日町雪景色15s.jpg68十日町雪景色20中湯s.jpg71十日町雪景色22s.jpg69十日町雪景色21s.jpg
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歴史を語る街道のまちで
旅の温もりをあたためながら。

 葉山舘に戻りがてら、以前訪れた十日町界隈をまたぶらりと再訪(詳細はこちらのブログを参照)。かつて奥州街道と並び、東北の大動脈として賑わった羽州街道の十日町は、表向きは一見、昔ながらの商店街だが、一本裏通りに入れば、かつての隆盛を物語る立派な蔵や洋館、古い日本家屋を密かに擁し、細長く奥行きのある城下町ならではの町割りがそのままに残されている。人影もまばらで、厚く降り積もった雪がその鄙びた情緒を一層あらわにする冬は、散策におすすめの季節かもしれない。街には観光客に人気の「下大湯」(詳細はこちらのブログを参照)をはじめ、ひっそりと隠れるように佇む対照的な「中湯」など、魅力異なる共同浴場も点在。上山城や武家屋敷とはまた異なる“ 生きた上山の歴史 ”が今も静かに時を重ねている。
 頭上に見える上山城を仰ぎながら、ふと気配を感じて梢に目をやれば、赤いマフラーをした愛らしいウソの群れが、まだ堅い花芽をつまんでいる。見知らぬ私たちにも元気に挨拶をしてくれる、下校途中の子供たちに笑顔で言葉を返しながら、ふと“ 先人は3粒の種を撒く ”という言葉を思い出す。1粒は人のため、1粒は地面の生き物のため、もう1粒は鳥のため---。
 “ 旅 ”とは“ 他火 ”。他所で出会うもてなしに生かされていることを感じ、ふるさとの素晴らしさに改めて気付く、そんな自分回帰だ。名の知れた観光地から、慎ましく時を歩む佇まいまで。時をかけてゆったりと暮らすように上山を味わえば、知られざる秘密のような、冬の美しさが微笑んでくる。ふるさとの温かさで迎えてくれる定宿で、嗚呼、今夜はどんなもてなしに逢えるだろうか。



【山形蔵王樹氷ツアー 詳細】

★樹氷鑑賞コースマップ画像.jpg


■山形蔵王温泉スキー場
東北最大級の老舗スノーリゾートで、FIS(国際スキー連盟)公認のスキージャンプ競技場。単独のスノーボード&スキー場としては日本最大の面積を誇り、初心者から上級者まで幅広く対応したコースは滑り応え十分。ゲレンデ上部は樹氷群でも知られ、シーズンには樹氷鑑賞のためにだけに訪れる観光客でも賑わう。天気の良い日には大パノラマが広がる。麓には有名な蔵王温泉の温泉街もある。
住所/山形県山形市蔵王温泉
TEL/023-694-9328
営業期間/12月上旬〜翌5月上旬
営業時間/8:30〜21:00
駐車場/7000台

■蔵王ロープウェイ 
蔵王温泉の蔵王山麓駅と蔵王地蔵山頂駅を結ぶ索道。2011年9月にリニューアル。さらに視界が広がり静かになった山麓線ゴンドラでの約7分の空中散歩と、標高855mの樹氷高原駅から専用雪上車で行く樹氷原の樹氷鑑賞ナイトツアー(雪上車乗車時間/往復約60分程度)が人気。
住所/山形県蔵王温泉229-3
TEL/023-694-9518(蔵王ロープウェイ)
運行期間/12月末〜翌年3月上旬 *詳しくはHPで確認ください
ロープウェイ運行時間/17:00〜21:00(上り最終/19:50)

樹氷鑑賞(ライトアップ鑑賞は2コース)】 ※j表示料金は2015.2現在
*多客時は臨時運転を実施します
*天候状況により運転を休止する場合があります
*防寒対策を万全にしてご観賞ください

 《デイライト樹氷》 
 ⇒ロープウェイ+ゴンドラ
 360℃に広がる広大な樹氷原の大パノラマをロープウェイとゴンドラから堪能。
 開催期間/12月下旬〜3月上旬(樹氷形成期間)
 運行時間/8:30〜17:00 
 料金/大人2,600円 子供1,300円 *往復料金
 *樹氷原へは、蔵王ロープウェイ山麓線・山頂線の乗り継ぎとなります
29蔵王デイツアー05地蔵山頂.JPG32蔵王デイツアー08地蔵山頂.JPG39蔵王デイツアー16高原駅へ下り.JPG

 《樹氷ライトアップ》
 ⇒ロープウェイ+ゴンドラ
 闇の中に浮かび上がる色彩豊かな樹氷の姿をロープウェイとゴンドラで鑑賞。
 開催期間/12月下旬〜2月下旬(樹氷形成期間・1月は変則運行)
 運行時間/17:00〜21:00 (受付は19:50迄)
 料金/大人2,600円 子供1,300円 *往復料金

 《ナイトクルーザー号でいく『樹氷幻想回廊』ツアー》 
 ⇒ロープウェイ+雪上車
 暖房付の特殊車両・新型雪上車「ナイトクルーザー号」に乗車し、夜の樹氷ライトアップや霧氷を間近で体験。
 開催期間/12月下旬〜2月下旬(樹氷形成期間・1月は変則運行)
 運行時間/17:00〜21:00 (1日4便・最終20:00)
 所要時間/約60分(ナイトクルーザー乗車時間は約30分)
 料金/大人3,800円 子供3,100円 *往復料金
 *事前に予約ください
 *ロープウェイは必ず往復乗車となります
 *天候状況により運転を休止する場合あり
 *運行時刻はお問い合わせください 
 *スキー・スノーボードの持ち込み、滑走不可
  ↓ツアーのチラシはこち
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 08蔵王ナイトツアー08.JPG10蔵王ナイトツアー11.JPG07蔵王ナイトツアー07.JPG

◎「樹氷」のできる条件
樹氷は東北地方の奥羽山脈の一部の山域(八甲田山、八幡平、蔵王連峰、吾妻山)の亜高山地帯にしか確認されず、海外でもはっきりした報告はない。樹氷ができるためには、特殊な条件が必要。

その1.
着氷と着雪のもとになる多量の過冷却水滴が、常に一定方向の強風で運ばれてくること。(風向きが一定しないと樹氷は成長しない。気温が高いと雪が溶け、低すぎても雪がつきにくい)
その2.
植生として、アオモリトドマツ(学名/オオシラビソ)などの着氷と着雪の起こりやすい常緑針葉樹が自生していること。(ブナなどの落葉広葉樹では氷や雪がつきにくい)気象条件がそろうこと。
その3.
積雪が適量であること。(雪が多すぎるとアオモリトドマツは埋没。逆に少ないと樹氷とならない。蔵王の樹氷源の積雪は平年2〜3m程度)

■樹氷橋
蔵王温泉に源を発する酢川に架けられた長さ約190mの大橋(昭和50年完成)。山形市街地と蔵王温泉を結ぶ県道53号線の道路橋で、新緑や紅葉のビュースポット。
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■山形蔵王温泉
宮城と山形の県境に連なる蔵王連峰の山形側にある温泉郷(標高900m)。開湯は西暦110年で日本最古の温泉地のひとつ。日本武尊の東征に従った吉備多賀由(きびのたがゆ)が、矢の毒を癒すために入浴したところ、たちどころに傷は全快したという伝説が残され、発見者の名から多賀由温泉と呼ばれ、その後高湯温泉と改め蔵王温泉となった。全国でも珍しい強酸性の硫黄泉。
住所/山形県山形市蔵王温泉
TEL/023-694-9005(蔵王温泉組合事務局) 
/48蔵王温泉01.JPG55蔵王温泉09上湯.JPG54蔵王温泉05下湯.JPG

■上山十日町
城下町、宿場町、温泉町として栄えた上山において、藩政時代、東北の二大街道として物流が往来した羽州街道の面影を今に伝える町。メインストリートの商店街に沿い、古い蔵や商家、寺社などが点在している。
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posted by kaminoyamaaruku at 15:34 | 日記 | 更新情報をチェックする